よくある質問

薬に関して、よくあるご質問を集めました。
みなさまの疑問を解決し、安心してお使いいただくことも、わたしたちの使命です。

目薬

使用について

子どもにも目薬を使用できますか?年齢制限はありますか?
年齢による制限はありません。お子様からご高齢の方まで、幅広くお使いいただけます。
ただし、自分で自覚症状を訴えられるようになってからお使いください。自覚症状を的確に訴えられない場合、重大な疾患が見過ごされて症状が悪化する可能性もあるため、医師の診察を受けるようにしてください。
また、清涼感が強い目薬では、痛みやしみるような感覚を覚えることがあります。その場合は、清涼感の弱い目薬の使用をおすすめします。
妊娠中、授乳中に目薬を使用できますか?
添付文書に注意記載がなければ、妊娠中、授乳中に目薬を使用しても問題はありませんが、必ず用法・用量を守ってください。また、診察を受けている産婦人科医に目薬を使用していることを伝え、医師の指示に従うようにしてください。
緑内障と診断されていますが、目薬を使用できますか?
ご使用の前に、必ず主治医にご相談ください。目薬に含まれる成分によっては、緑内障の症状を悪化させる可能性があるため、医師の指示に従うことが重要です。
白内障と診断されていますが、目薬を使用できますか?
ご使用いただけます。ただし、現在白内障の治療を受けていらっしゃる場合は、事前に主治医にご相談ください。
家族と目薬を共用してもいいですか?
汚染や眼病の感染を防ぐため、目薬の共用は避けてください。
効能・効果に「ハード コンタクトレンズを装着しているときの不快感」とありますが、コンタクトレンズを装用したままでも点眼できますか?
コンタクトレンズの種類にかかわらず、コンタクトレンズ専用以外の目薬を使用する場合は、一度コンタクトレンズを外してから点眼してください。
「ハードコンタクトレンズを装着しているときの不快感」という効能・効果はありますが、コンタクトレンズを装用したまま点眼できるという意味ではありません。
コンタクトレンズを使用していなくても、コンタクトレンズ用の目薬を使用することはできますか?
コンタクトレンズをしていない方やコンタクトレンズを装用していない時にもご使用いただけます。
コンタクトレンズを装用したままコンタクトレンズ専用以外の目薬を使用できますか?
目薬の成分がコンタクトレンズに吸着し、コンタクトレンズや目に悪影響を及ぼす場合があります。コンタクトレンズ専用の目薬以外は、コンタクトレンズを外してから点眼してください。
なお、点眼した後にコンタクトレンズを装着する場合は、5分以上あけてください。
就寝前に目薬を使用してもいいですか?
点眼後すぐに目を閉じると、起きている時に点眼した場合よりも薬液が目の表面に長く留まり、角膜や結膜に影響が出る可能性も考えられます。そのため、就寝の5~10分前までに点眼してください。

保管について

目薬の保管法は?
直射日光を避け、涼しい場所に、キャップをしっかり閉めて保管してください。 車のダッシュボードなど高温になる場所に放置すると、薬液の変質や容器の変形のおそれがありますので避けてください。
目薬は、一度開封したらどのくらい使用できますか?
開封後2か月を目安に、できるだけ早くご使用ください。
保管状況やご使用状況は多岐にわたるため、一概には申し上げられませんが、2か月を過ぎたものや、2か月を過ぎていなくても浮遊物や濁り等の液の変化が認められた場合は、ご使用をお控えください。
なお、目薬の外箱に記載されている使用期限は、未開封の状態での品質を保証するものです。
目薬を冷蔵庫で保管してもいいですか?
冷蔵庫での保管は問題ありませんが、凍らない場所で保管してください。凍ってしまった場合は、品質が変化している可能性があるため、使用しないでください。

その他

目薬を点眼すると、なぜ味がするのですか?
目薬は、点眼後に目と鼻の奥をつなぐ鼻涙管を通って喉に流れていきます。そのため、配合されている成分によっては味を感じることがあります。 もし味が気になるようでしたら、点眼後にしばらくまぶたを閉じて目頭を押さえると、目薬が喉に流れるのを軽減することができます。
薬液が赤い目薬は、着色料がはいっているのですか?
いいえ、着色料は使用していません。薬液の赤い色は、有効成分の一つであるシアノコバラミン(ビタミンB12)の色です。 もし点眼時に薬液が衣服に付着した場合は、速やかに水で洗い流してください。
目薬を使用すると、しみることがあります。なぜでしょうか?
清涼感を強く感じた場合や、目の状態(疲れ目、炎症、こまかなキズがついている場合)によっては、刺激感やしみるような感覚を覚えることがあります。 通常、これらの感覚は一時的なものですが、痛みや刺激が続く場合や、その他違和感がある場合は、直ちに使用を中止し、医師、薬剤師または登録販売者にご相談ください。
目薬の使用後に目が充血してしまいました。どうすればよいですか?
体質や体調によっては、まれにこれらの症状が現れることがあります。また、血管収縮作用のある成分が含まれている目薬の場合、過度に使用すると、かえって充血を招く可能性がありますので、定められた用法・用量を守ってご使用ください。 目薬を使用して、皮膚に発疹・発赤・かゆみ、目の充血・かゆみ・はれなどの症状が現れた場合は、すぐに使用を中止し、添付文書を持参して医師、薬剤師または登録販売者にご相談ください。
目薬のキャップの内側や容器の先端に白い粉が付着していますが、そのまま使ってもいいですか?
保存状態によっては、成分が結晶化し、キャップの内側や容器の先端に白い粉として付着することがあります。これらは清潔なガーゼなどで軽く拭き取ってからご使用ください。
目薬の中に白い浮遊物(ふわふわしたもの)がありますが、そのまま使ってもいいですか?
目薬に変化が見られる場合は、ご使用にならないでください。 点眼時、容器の先端がまぶたやまつ毛に触れると、目やにやほこり等が容器内に吸い込まれ、白い浮遊物となることがあります。このような薬液を使用すると、感染症を引き起こす可能性があります。 点眼時には、容器の先端が目やまつ毛に触れないようご注意ください。

内服薬

効果について

毎年花粉症に悩まされています。いつ頃から薬を使い始めるのが効果的ですか?
花粉症のような季節性のアレルギー性鼻炎症状に使用する場合は、花粉飛散予測日から、または症状が出始めたら早めに服用を始めるのが効果的です。継続して服用することで、効果が得られます。
秋の花粉症ですが服用してもいいですか?
はい、花粉やハウスダストなどによるアレルギー性鼻炎の症状に有効ですので、秋の花粉症の場合も服用できます。
継続して服用しても問題ありませんか?
花粉症などのアレルギー症状で服用する場合、症状が改善しても、よくなった症状を維持するために花粉の飛散終了まで継続して服用すると効果的です。ただし、1週間服用しても症状の改善がみられない場合は、他の原因も考えられるため、医師、薬剤師または登録販売者にご相談ください。
また、症状の改善がみられても2週間を超えて服用する場合は、効果と副作用を確認するため、一度医師、薬剤師または登録販売者にご相談ください。

服用について

何歳から服用できますか?
15歳以上から服用いただけます。
子どもは服用できますか?
15歳未満のお子様は服用しないでください。
妊娠中に服用できますか?
妊娠中の方、または妊娠している可能性のある方は、服用を控えていただき、医師または薬剤師にご相談ください。
授乳中に服用できますか?
授乳中の場合は、本剤を服用しないか、服用の際は授乳を避けてください。
空腹時に服用できますか?
はい、食後だけでなく、空腹時にも服用できます。
一度に2錠を服用してもいいですか?
用法・用量は1回1錠、1日2回です。一度に2錠を服用することはお控えください。
飲み忘れた場合は、以下の通り服用してください。
    ・通常の服用時間からあまり時間が経っていなければ、気づいた時点ですぐに1錠服用してください。
    ・次の服用時間が近い場合は、飲み忘れた分は飛ばしてください。
    ・ただし、次の服用まで6~8時間間隔をあけられるようでしたら、服用しても問題ありません。

併用について

他のアレルギー用薬(皮ふ疾患用薬、鼻炎用内服薬など)と一緒に服用できますか?
他のアレルギー用薬(皮ふ疾患用薬、鼻炎用内服薬など)と一緒に服用はできません。詳しくは、医師、薬剤師又は登録販売者にご相談ください。
点鼻薬や点眼薬との併用はできますか?
併用は可能ですが、注意が必要な薬剤もあるため、医師、薬剤師または登録販売者にご相談ください。
かぜ薬、鎮咳去痰薬、乗物酔い薬、催眠鎮静薬と一緒に服用できますか?
抗ヒスタミン剤が配合されている、かぜ薬、鎮咳去痰薬、乗物酔い薬、催眠鎮静薬と一緒に服用はできません。詳しくは、医師、薬剤師又は登録販売者にご相談ください。
胃腸薬と一緒に服用できますか?
水酸化アルミニウムと水酸化マグネシウムの両成分が含まれる胃腸薬と一緒に服用はできません。それ以外の胃腸薬については一緒に服用が可能です。詳しくは、医師、薬剤師又は登録販売者にご相談ください。