透明性に関する指針

企業活動と医療機関等の関係の透明性に関する指針

キョーリンリメディオ株式会社

● 本指針の目的

 キョーリン リメディオ株式会社は医療の社会化に貢献する医薬品の開発に取り組み、高品質な医薬品を安定的に供給することで、国民の健康と福祉に貢献し、同時に医療経済効果の高い医薬品を提供することにより医療コストの低減を図り、健康と福祉に貢献することを企業目的としています。

 これらの活動にあたっては、薬機法をはじめとする関係法令、並びに日本ジェネリック製薬協会(以下、GE薬協)で定める「GE薬協企業行動憲章」、「GE薬協コンプライアンス・プログラム・ガイドライン」、「GE 薬協コード・オブ・プラクティス」、「医療用医薬品製造販売業公正競争規約」などの業界自主基準および当社において定める企業行動憲章を遵守し、医薬品として、適正な取引と流通、医療機関および医療関係者との健全な関係の保持に努めてまいります。

 本指針はGE薬協の「企業活動と医療機関等の関係における透明性ガイドライン」に基づき、医療機関等との関係の透明性を確保することにより、製薬産業が医学・薬学をはじめとするライフサイエンスの発展に寄与していること、企業活動は高い倫理性を担保した上で行われていることについて広く理解を得ることを目的としています。

● 基本方針

 企業は、公正な競争を通じて利潤を追求するという経済的主体であると同時に、広く社会にとって有用な存在であることが求められます。

 キョーリン リメディオ株式会社(以下、当社)は、製薬企業の一員として「生命を慈しむ心を貫き、人々の健康に貢献する社会的使命を遂行します」というキョーリン製薬グループ企業理念の下、国の内外を問わず、人権を尊重するとともに、全ての法令、行動規範およびその精神を遵守し、高い倫理観をもって行動します。

 当社の行うあらゆる活動は、薬機法をはじめとする関係法令、業界自主基準および当社において定める企業行動憲章を遵守し、その精神に従い、医療機関等との関係の透明性を確保し、社会的な使命を果たしていきます。

● 公開方法

医療関係機関等への資金提供について決算終了後に会社ウェブサイト等を通じ、公開します。

● 公開時期

当社の毎事業年度終了後1 年以内に公開します。

● 公開方針

A. 研究費開発費等
研究費開発費等には、臨床研究法、医薬品医療機器等法におけるGCP/GVP/GPSP省令等の
公的規制や各種指針のもとで実施されている研究・調査等に要した費用が含まれる。

B. 学術研究助成費
学術研究の振興や研究助成等を目的として行われる奨学寄附金、一般寄附金、および
学会等の会合開催費用の支援としての学会等寄附金、学会等共催費等。
「学会等共催費等」には、会合開催に付随するセミナー等の共催費、広告掲載料、出展料などが含まれる。

C. 原稿執筆料等
自社医薬品をはじめ医学・薬学に関する科学的な情報等を提供するため、もしくは研究開発に
関わる講演、原稿執筆や監修、その他のコンサルティング等の業務委託の対価として支払われる
費用等。

D.情報提供関連費
医療関係者に対する自社医薬品や医学・薬学に関する情報等を提供するための講演会、
説明会等の費用。

E.その他の費用
社会的儀礼としての接遇等の費用。

留意点
各項目の金額については当社会計年度(毎年4月1日から翌年3月31日)で集計しております。
個人情報が含まれる可能性があるデータに関しては、弊社プライバシーポリシーに則って適正に取り扱います。
PDFファイルへの記載内容については無断転載・転用をお断りします。
PDFファイルをダウンロードすることはお断りします。
PDFファイルは印刷不可に設定しております。

患者団体との協働およびその活動の透明性に関する指針


キョーリン リメディオ株式会社



本指針の目的および方針


 当社は、『キョーリンは生命を慈しむ心を貫き、人々の健康に貢献する社会的使命を遂行します。』という企業理念に従い、あらゆる活動に高い倫理観をもって取り組みます。
 本指針は、患者団体がその関係者および社会全体から期待される役割を最大限発揮できるよう、当社がジェネリック製薬企業としての立場から貢献できると考える協働のあり方を示すとともに、かかる協働における透明性を確保することにより、医学・薬学をはじめとするライフサイエンスの発展に寄与していることおよび、企業活動は高い倫理性を担保した上で行われていることについて広く理解を得ることを目的としています。

患者団体との協働に関する行動指針


1.相互理解
 当社は、患者団体との協働を、それぞれの見解や判断を尊重した相互理解のもとに行います。
2.信頼関係の構築
 当社は、患者団体と対等な関係で信頼関係を構築し、共通の目的の実現に向けてそれぞれの役割を果たします。
3.患者団体の独立性の尊重
 当社は、患者団体の活動方針や運営に関して、主体性と独立性を尊重します。
4.書面等による合意
 当社は、患者団体との協働における活動項目や資金提供等について、実施前に目的・内容等について書面等による契約または合意を取り交わし、記録を残します。
5.適正な情報提供
 当社は、患者団体に対し、医療用医薬品の広告・宣伝を行いませんが、必要とされる情報を関連法規等に則り適正に提供します。
6.影響力行使の禁止
 当社は、患者団体に対し、企業の利益のために患者団体が作成する資料・出版物・ウェブサイト等の内容、発言等に影響力を行使することは行いません。
7.資金源の多様性の推奨
 当社は、単独の資金提供者となることを条件とする支援は行いません。患者団体が活動のための資金を複数の提供元から調達することを推奨します。
8.適正な支援
 当社は、患者団体に対し支援を行うにあたっては、適切な水準・範囲にとどめます。患者団体の行う会合等については、その目的に対して相応しいものであることを確認した上で適正に支援します。
9.個人情報等の管理・保護
 当社は、個人情報保護法等の関連法令を遵守するとともに、患者および患者支援者のプライバシーを尊重し、協働活動を通して取得した各種情報を適正に管理し、保護します。

活動に対する透明性に関する指針


1.公開方法
 直接的資金提供、間接的資金提供、依頼事項への謝礼等、労務提供を行った患者団体について、その内容を「企業活動と患者団体の関係の透明性ガイドライン」に則り、各年度における情報を当該年度決算発表後の適切な時期に会社ウェブサイト等を通じ、適正な情報公開を行います。
2.公開対象
A.直接的資金提供
 寄付金、会費、賛助会員費、協賛費、広告費など直接的資金提供を行った患者団体名および費用項目ごとの金額
B.間接的資金提供
 患者団体支援を目的とした企業主催・共催の講演会、説明会、研修会などに伴う費用(外部業者に委託して提供した費用を含む)を提供した患者団体名および資金提供の総額
C.依頼事項への謝礼等
 講師謝金・原稿執筆・監修料、調査費、アドバイザー等委託費用を提供した患者団体名と費用項目ごとの金額
D.その他
 社員が労務提供を行った患者団体名

● 公開時期


 2023年度分より当社の毎事業年度終了後1 年以内に公開します。

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