「とにかく、印象が良かったんです」
直感を裏切らない、風通しと働きやすさが魅力
開発K.Mさん
開発二グループ 2020年入社
※2025年9月インタビュー時点
大学時代を富山で過ごし、もともと製薬業界に関心があったことからも、富山で働きたいと考えていました。就職活動では、将来ライフステージが変わっても長く働き続けられるよう、福利厚生が整っている「働きやすさ」を重視していました。
当社に対する最初の印象は、説明会や面接を通して感じた「雰囲気の良さ」です。人から受ける印象が、とにかく良かったです。働く環境としても、部署ごとに部屋が分かれていないオープンさや、フレックス制度があることも大きなポイントでした。「ここなら自分に合いそう」と強く感じたことを覚えています。働きやすさだけでなく、自分に合っているという直感が、入社の一番の決め手になりました。
主な仕事は、ジェネリック医薬品の品質を評価するための「分析方法を開発・確立する」ことです。料理に例えるなら、完全な味を引き出すための調味料の配合を決めるような作業です。醤油とみりんの比率を少し変えるだけで味が大きく変わるように、私たちの仕事も、試薬の配合や測定条件を細かく調整し、その薬の品質を最も正確に評価できる最適解を見つけ出します。
さらに、確立した分析方法を用いて、開発中の医薬品が、異なる条件下や長期間にわたって品質を保てるかを検証する「安定性試験のデータ取得」も担当しています。一つの製品に対し、加速試験と、最長3年間にわたり継続的に行う長期保存試験を行っています。
いずれも、複数品目について並行して行うため、チーム内で分担や相談をしながら長期的な視点で仕事を進めています。
この仕事の醍醐味は、試行錯誤の末に課題を乗り越えた瞬間の達成感にあります。なかなか最適な分析方法が見つからず苦労した後に、条件がピタッとはまって求めていた結果が出た時は、「これでできる!」と心から嬉しくなります。
また、たくさんの試験を終えて、机の上に分析済みのメスフラスコがずらりと並んでいるのを見ると、「今日もやりきった」という達成感を覚えています。
量が多く、スケジュール通り進まなかったり、機械のトラブルが起きたりと大変な時もありますが、無事に製品の申請ができて承認が下りた時は、対応できたことの喜びと、その過程への面白さも感じています。
入社前に感じた通り、とても働きやすい環境です。年齢や部署に関係なく誰とでも話しやすく、仕事の合間には雑談で盛り上がる、明るく和やかな雰囲気があります。
こうした普段のコミュニケーションがあるからこそ、トラブルが起きた時も上長に気兼ねなく相談できますし、一人で抱え込まずに済みます。部署内はもちろん、他の部署との連携もスムーズで、部署の垣根を越えた意見交換が活発に行われています。
仕事終わりには、部署やチームのメンバーと食事に行くこともあります。プロジェクトの区切りなどのタイミングには、関わったメンバーで「プチ打ち上げ」をすることもあります。
1日のスケジュール
フレックスタイム制度を活用して、プライベートと仕事を両立しやすい点です。例えば、趣味の運動や友人との食事の予定がある日は、前の日に少し長く働くなど、自分で業務を調整して時間を有効活用しています。
休みもとても取りやすく、入社前は正直「最初はあまり休みが取れなくてもしかたない」と思っていましたが、良い意味のギャップでした。
部内には、育児休暇から復帰して時短勤務で活躍されている先輩もいます。急な子どもの発熱などで早退される時も、周りのメンバーが自然にサポートしており、将来自分が同じ立場になった時も、安心して働き続けられるだろうなと感じています。