MS(医薬品卸販売担当者)との連携プレーで、
MRの仕事はもっと面白くなる。
販売Y.Kさん
医薬推進二部 2019年入社
※2025年9月インタビュー時点
前職では医薬品卸のMS(医薬品卸販売担当者)として働いており、取引先の一つが当社でした。当時から現場のMRの方と親しくさせていただいており、その方からの紹介がきっかけで入社しました。
当時から、私のキャリア相談に親身に乗ってくれる誠実な人柄に触れ、「このような方が多い会社なのだろう」と良い印象を抱いていました。その方を通じ、入社前から会社の社風や仕事内容を身近で見ていたため、入社後のギャップは全くありませんでした。実はその方が、私の今の直属の上司なのです。
また、後発医薬品の普及に貢献したいという思いも強くありました。中でも当社は、親会社である杏林製薬が新薬事業で培った信頼性やブランド力、品質管理体制という強固な基盤を持っていたため、安心して働くことができると感じました。さらに、AG(オーソライズドジェネリック)の取り扱いがあるジェネリックメーカーだという点も、当社を選んだ大きな決め手になりました。
MRとして自社製品の使用促進と、患者さんが安全に医薬品を使用するための情報提供を目的に、病院やクリニック、調剤薬局を中心に訪問を行っています。担当エリアは福岡、佐賀、長崎と広域にわたります。
主な営業先は調剤薬局で、特に複数の店舗を展開するチェーン薬局の本部へ訪問し、担当者の方に自社製品を提案することに注力しています。
営業活動は基本的に一人で行いますが、MRは「個」の仕事というイメージとは少し異なります。医薬品卸のMSさんと連携することが不可欠で、日々の情報交換はもちろん、一緒に医療機関へ訪問することもあります。また、エリアが近い社内のメンバーとも卸店で顔を合わせたり、電話で進捗を共有するなど、常に協力しながら仕事を進めています。
この仕事の醍醐味は、自分一人の力だけでなく、周囲との連携プレーで成果を出せる点にあると感じています。
普段から、MSさんとはお互いの訪問頻度や医療機関との関係性の違いを活かし、アプローチの仕方を工夫して戦略的に連携を行っていますが、中でも印象に残っている出来事があります。
ある医療機関との関係構築に悩んでいた際、連携しているMSさんが「私に任せてください。先生に採用をお願いしてきますよ。」と言って、本当に採用に結びつけてくれたんです。日々の営業活動で積み重ねてきた信頼関係が、まさに活かされた瞬間でした。
連携には相互理解も必要ですが、過去にMSだった経験が、ここでも大いに役立っています。
職場の雰囲気はとてもよく、チームでの連携も活発です。九州・中国ブロックは幅広い年齢層のメンバーで構成されていますが、エリアが離れていても気軽に業務の相談ができる風土があります。週に一度はチーム全員でのWEB会議があり、情報を共有できる環境です。
また、キョーリンリメディオの社員としてだけでなく、キョーリン製薬グループの一員として、親会社である杏林製薬のMRと連携する機会も多くあります。同じ支店で内勤業務を行ったり、一緒に医療機関へ訪問したりと、グループ全体で風通しがよく、良い緊張感を持ちながら仕事に取り組めています。
1日のスケジュール
特にありがたいと感じているのは、社員の成長を後押ししてくれる手厚いサポート体制です。私は中途採用で入社しましたが、MR認定試験の資格は持っていませんでした。当社では、この資格取得のための学習を全面的にサポートしてくれます。私の時はコロナ禍だったためWEBでの受講でしたが、会社がホテルを用意してくれ、2ヶ月間勉強に集中できる環境を整えてくれました。その後の学習プログラムや現場でのOJTなども含め、両輪でのサポート体制がとてもありがたかったです。
また、ワークライフバランスが取りやすい点も気に入っています。年間休日は125日あり、有給休暇もとても取得しやすいです。子供が生まれたときも、会社の方から「育休も取れますよ」と声をかけていただきました。子供の急な発熱の際にも、時間単位や半日単位で柔軟に休みを取れるので、とても助かっています。お盆やお正月には長期休暇も取得でき、土日もしっかり休めるのがありがたいです。