前職は、歯科医院で歯科助手として働いていました。元々医療分野への関心が強かったのですが、医療従事者の方々と関わる中で、次第に医薬品にも興味を惹かれるようになり、製薬企業で働きたいと考えるようになりました。

人と話すことが好きだったことと周囲からの勧めもありMR職を志望していましたが、医薬品や営業の知識はなく、全くの未経験でした。そんな中、当社の「未経験からの採用実績が多い」という求人に惹かれ、ここなら安心して働けると感じたのが、最初のきっかけです。

最終的な決め手は、福利厚生の手厚さと、キョーリン製薬グループという大きな基盤がもたらす安定感でした。とくに、家賃補助が充実していることが、当時実家暮らしだった私にとっては、知らない土地で新しいキャリアをスタートさせる上での大きな安心材料になりました。

現在はMRとして、宮城県と岩手県の2県を担当しています。主な業務は、担当エリアの薬局やチェーン調剤の本部を訪問し、薬剤師の先生方へ自社製品の情報提供を行うことです。その他にも、副作用に関する情報収集や、製品に関する問い合わせの対応なども行っています。

基本的には、自宅から取引先へ直行し、業務が終わればそのまま帰宅するというスタイルです。自分で1日のスケジュールを管理して、日々の活動もほぼ1人行っていますが、孤独を感じることはありません。

毎週月曜日には、ブロックのメンバーとオンライン朝礼で顔を合わせ、県をまたぐ案件などについては電話で連携を取り合うなど、チームで情報を共有しながら仕事を進めています。

入社後、独り立ちして1〜2ヶ月経ったの頃の出来事が、今でも印象に残っています。ある日、医薬品卸の担当者の方から「Mさんのためになるなら、と先生が採用を決めてくれましたよ」と連絡をいただきました。

当時はまだ右も左もわからない状態でしたが、自分なりに一生懸命に取り組む姿勢が、相手に伝わったのだと感じ、本当に嬉しかったです。その時のことは、電話を受けた車の中の景色まで鮮明に覚えています。爽やかな快晴の空でした。この経験から、「一生懸命さは、必ず人に伝わる」と実感し、それが今の私の大きなモチベーションになっています。

当社には、「安心して挑戦できる環境」が整っていると感じています。特に、周りの先輩方のサポートが非常に手厚いです。ブロックのメンバーとは、毎週のオンラインミーティングや3ヶ月に1度の対面会議で顔を合わせるほか、電話でも頻繁にやり取りしています。業務でわからないことがあっても、上司や先輩にすぐに相談できる雰囲気があるので、1人で不安を抱え込むことはありません。

社員のみなさんはとても優しくてフレンドリーで、社風はかなりフランクだと思います。仕事の話だけでなく、何でもない雑談で電話をすることも多く、実は昨日も上司と食事に行ったところです。良い人間関係の中で、毎日とても楽しく仕事ができています。