ブランド力×行動力×継続力
若手が大きな裁量を持って挑戦できる会社
販売T.Kさん
営業推進部 2014年入社
※2025年9月インタビュー時点
先発医薬品メーカーを親会社に持つジェネリックメーカーということで、業界内での知名度の高さに魅力を感じていました。就職活動中、知人からMR(医薬情報担当者)の仕事内容を聞く機会があり、社会貢献度の高いMR職に強い憧れを抱いたのがきっかけです。
複数のメーカーを比較検討する中で、当社は親会社が杏林製薬という大きな企業であることから、「しっかりした会社だろう」という安心感がありました。私の場合は、知人を通じて事前に社風や仕事内容についても、ある程度理解した上で入社を決めました。
入社後に感じた良いギャップとしては、やはり「杏林製薬」というブランド力です。医療機関に訪問した際も、会社の名前を知っていただいていることが多く、他のメーカーに比べて話を聞いてもらいやすい環境でした。これは、営業活動を行う上で大きな強みだと感じています。
現在所属している営業推進部では、全国に多数の店舗を展開する「チェーン調剤薬局」の本部の方々へ営業活動を行っています。主な業務は、自社製品に関する情報提供を行い、採用していただくことです。本部で一つの製品が採用されると、その会社の全店舗、時には数千店舗で扱っていただけることになるため、非常に大きな影響力のある仕事です。
商談の規模によっては、私一人ではなく、課長や部長、時には営業本部長や社長に同行していただくこともあります。仕事を進める上では、薬の知識はもちろん、業界の動向や社会情勢など幅広い知識が求められます。日頃から、ニュースだけでなくSNSなどからも情報収集を行い、お客様との会話に活かすように心がけています。他部署との連携も不可欠で、社内外での調整力やコミュニケーション能力など、総合的な人間力が磨かれる仕事だと感じています。
最も印象に残っているのは、ある大手チェーン調剤薬局で、当社が発売した製品を5回連続で採用していただけたことです。新製品の発売時期には、毎回十数社以上の競合他社との厳しい競争になります。その中で、立て続けに当社の製品を選んでいただけた時は、大きな達成感がありました。
もちろん、これは自分一人でできることではなく、上司や他部署のメンバーに協力してもらいながら、チームとして取り組んだ成果です。日頃、個人的に意識しているのは、お客様との継続的なコミュニケーションです。担当者の方だけでなく、その会社の様々な部署の方と接点を持ち、メールや電話で毎週必ず誰かと連絡を取るように心がけています。本社から取引先に発信される公式な情報も、あらためて自分の言葉で伝えるなど、地道な活動を続けることで信頼関係を築くことを常に意識して仕事をしています。
風通しが良く、非常に働きやすい環境だと感じています。上司や同僚とも立場に関係なく気軽に話せる雰囲気があり、日々の業務に関する相談や意見交換が活発です。一人で仕事を進めることが多い職種ですが、電話やメッセージで頻繁にコミュニケーションを取り合っており、常につながりを感じながら仕事ができています。
仕事以外でも、野球やラーメンの話題で盛り上がるなど、気を休められるような雑談もあり、和気あいあいとしています。飲み会なども強制参加ではなく、有志で集まる形になっています。また、担当エリアが近い他部署の社員とも情報交換をしたり、一緒に会議に参加したりと、部署の垣根を越えた交流があるのもありがたいです。
それともう一つ。当社には「パーソナルスタイル」というユニークな診断があります。これは社員の性格や特性を4つのカラータイプに分類するもので、社内コミュニケーションの円滑化に役立っています。ちなみに私は、周りと協力して物事を進めることを好む「緑(協調派)」タイプなのですが、血液型のようにちょっとした話題のきっかけになるのも面白いですね。
1日のスケジュール
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会社全体として社員のワークライフバランスを重視する風土があり、福利厚生も充実しています。有給休暇も非常に取りやすく、これまで申請を断られたことは一度もありません。私は主に、連休の合間やプライベートの用事に合わせて取得していますが、周囲でも同じように休みを取っている社員が多いです。
営業職は、時には顧客の都合に合わせての業務もありますが、基本的には自分で仕事のペースを調整できるため、私自身それを負担に感じることはありません。自由度が高い分、一人ひとりに責任感が求められますので、指示待ちではなく自ら考えて行動する力が身につきます。